分娩時の注意  
清潔な分娩房で分娩/速やかに子牛の体を拭き、初乳を飲ます/ヘソの緒は体から5cmくらいのところで切って、正しく消毒

初生子牛の管理  
初乳は早く(娩出後30分以内に)、多く飲ませる(12時間以内に3kg以上)

【代用乳(脱脂粉乳)による哺育】

代用乳の給与量: 生時体重の約2%(体重25kgの子牛で500g,30kgの子牛で600g)を目安に朝夕2回,6〜8倍の湯で溶いて、温度計で40℃を確認して飲ませる

【食道溝反射】
第一胃の発達が不十分な子牛は、液状飼料を飲むと食道溝反射が起こり、第一胃に入らずに直接、第3〜第4胃に流入する/食道溝反射は乳頭付きの容器で哺乳させると90日齢頃まで残るが、バケツ哺乳だと40日齢頃になくなる/固形飼料を早く給与して、第一胃の発達をよくさせる

注) 乾草は良質のものを5cm程度に切断して給与(採食量を高める工夫)
人工乳(スターター)は3ヵ月齢まで不断給与、3ヵ月齢から育成飼料に切り替える
常にきれいな水が飲める状態にしておく

離乳時期
3週齢頃から急速に採食量が増加し、40〜45日齢頃には1日あたり700gほど採食する
 
【全乳を長期間給与する哺育】

※初期・全乳を大サジ一杯の脱脂粉乳を加えて給与すると、人工乳への移行がスムースになる

子牛の管理
1. 通風、換気と快適な温度管理
(高温・暑熱→通風、日覆い 冬期→すきま風、寒風の進入防止)
2. 敷料交換による湿潤、糞尿による汚れを防止(子牛は湿潤に弱い)
3. 日光浴と運動
哺育牛収容施設:(2ヵ月齢まで)カーフハッチ 120×240×120(単位cm)
育成施設
育成前期:(3〜6ヵ月齢の間)スーパーカーフハッチ
育成後期:(7ヵ月齢〜初産期)7〜8頭以内での群管理


香川県家畜畜産物衛生指導協会
家畜保健衛生所