育成 |
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長期的に連産可能な体躯をつくるために、ルーメンの発達を考えた栄養管理と運動量を確保、過剰な高栄養飼育は乳腺の発達を阻害 |
【前期】 |
離乳から初回受精・初回受胎まで日増体重は0.7〜0.8kgが上限過肥にすると繁殖障害(不妊症)になりやすいので、体重と体高のバランスに気をつけて14〜15ヵ月令 体重300kg 体高115cmでの繁殖供用開始を目安に育成(体重が250〜300kgになると脂肪が蓄積しやすい体質になる) |
【後期】 |
初回受胎から初回分娩まで日増体重は0.4〜0.5kg程度2〜3産目までは成長途中にあり、さらに子宮内に胎子を宿しているという生理的な特徴があるので妊娠した雌牛自体の発育に必要な養分量と胎子の発育に必要な養分量を考えた栄養管理を。 |
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【自家配合と給与例】 |
トウモロコシ(大麦) |
20% |
大豆粕 |
20% |
フスマ |
30% |
米ヌカ |
30% |
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TDN74〜
CP 20〜
DCP16.5〜 |
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(単位;kg) |
月令(標準体重) |
乾草(良質スーダン) |
濃厚飼料(自家配合) |
3ヵ月令(96) |
3 |
1 |
6ヵ月令(165) |
4 |
1.5 |
12ヵ月令(292) |
6 |
2 |
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※体重比で乾草2%以上、濃厚飼料1%以内 |