1.経営紹介 |
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経営区分 |
肉用牛肥育経営(交雑種主体) |
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経営規模 |
肥育牛370頭 |
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施設の概要 |
肥育牛舎5棟 ショベルローダー、船舶等 |
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労働力 |
家族労働力3名 |
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経営の推移 |
昭和45年に、みかん栽培に加えて、島の仲間4人と肥育牛経営を開始、JAと協力しながら、多頭化を計ってきた。 |
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小豊島全景 |
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簡易牛舎 |
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2.経営の特色 |
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従来、島の肉用牛肥育経営は、県内でも他地域に比べて、輸送コストによる生産性アップや肉牛の運搬ストレスの品質への影響等、厳しい経営条件であった。
本経営では、発想を転換して、牛にとっては最高の条件である島の環境をいかに活かして、収益に結びつけるか柔軟に考えて、実践している。 |
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(1) |
ハウスを利用した牛舎で施設コストの低減化 |
(2) |
自家配合飼料の配合割合は前期・後期で変化をつけるが、飼料の種類はできるだけ同じにして、牛への負担を軽減化する |
(3) |
自家船を利用した、港への直接飼料購入による飼料コストの低減 |
(4) |
仲間との和をもとに、関係機関と連携を図り、勉強会等を通じて、経営の向上を図る。 |
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3.今後の目標 |
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(1) |
牛運搬の専用フェリーを作り輸送ストレスの軽減と作業時間の短縮を図る |
(2) |
小豆島管内には、畜産農家が少なく、耕種農家や家庭園芸に潜在的な推肥の需要があると推測されるので、推肥舎を建設して、均質性のある推肥を作り、JAと協力して推肥の収益化に取り組む。 |
(3) |
パソコンを利用した、個体管理や、経営分析、情報収集を行うことできめ細かい経営を目指していく。 |
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